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2020年2月29日 (土)

新型コロナウイルス対策の真相 ゆっくり感染する方針

 新型コロナウイルスのせいで、2020年3月2日から全国すべての小中高に登校させないよう要請がでた。何が起きているのか、簡単にまとめたい。

 ウイルスについてはCDCの動きを見ればよくわかる。手洗い、うがい、マスクでは防げないことが明らかで、世界中に広がることは確実である。「パンデミックは時間の問題」と言い切っている。その通りだろう。致死率は2%と低いと言えば低いが、問題は、局所的に急激にはやって、重傷者の手当ができない医療崩壊になって、助けられたはずの死者がでることである。武漢がまさにその例である。したがって、伝染速度を緩めることが重要となる。ゆっくりはやってくれれば、皆が一度風邪ひくだけである。軽症者は、家で寝てもらって、検査もせず、医療インフラは、全て重傷者向けとする。全国に広まっていることは、患者のPCR検査しなくてもわかっている。だから全国登校自粛なのだ。

 ということで、卒業式のキャンセルなど、教育機関にとっては断腸の思いだが、意義はある。もっとも、伝染を抑えるために、まず教育を重要でないとして捨てる政府方針は、安倍政権らしい。長期的にマイナスでも短期的に元気が出ることに注力してきた、これまでの他の政策と同じだ。私に決定権があるなら、会社員、労働者も全て休みにして、家族で家にいてもらう。

 CDCについて一言。生物兵器テロ関係で、勉強したことがあるのでその知識である。CDCは歴史的、体質的に軍事、安全保障系の組織である。アメリカ国民だけを守るために、個々の犠牲はいとわない。最強度のウイルスがはやりはじめたら、その地域を爆弾で、住民ごと焼きつくし、ひとりの生還者も許さないのが基本方針で、英語ではEvacuationと呼ぶ。軍を動員して逃げてくる住民がいれば射殺する。世界のどこかで危険ウイルスが発生すれば出動である。アメリカ流なのは、独立性が高い組織で、国民の安全という観点からだけ発言し、株が落ちても忖度なし。トランプ大統領が怒って反撃という展開になる。アメリカの弁護士は、犯人に決まっている被告も無罪と頑張るのを思い出していただければよいが、CDCも一種の役割行動で、危険性を最大限に強調し、国民を安心させる気は全くない。そのことを理解してCDCの発表を読めば、状況判断できる。

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